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作業療法の評価

作業療法学科2年生の基礎作業学Ⅱ(作業療法の理論)では、対象者の作業遂行の質を評価する視点を学び、実習を行いました。

単純に動作が「できる」「できない」ではなく、余分な力が入っていないか、効率的か、
安全性はどうか、他者の援助を必要とするかなどの視点で観察を行います。

モデル役は障がいを想定して、それぞれの課題を実施します。

洗濯物干し
片手で脱水をかけた衣服を干す作業は難しい!疲労度は高そうです。

掃除機
移動しながら、物を動かして、姿勢を変えて丁寧に掃除機をかける、効率的に作業ができませんね。

風呂掃除
掃除の作業もさることながら、スポンジが落ちたままに…!?

コーヒーをいれる
手指が使えない設定です。細やかな動きができず、他者の介助が必要な工程も出てきます。

カップ麺
片手が使えない設定ですが、杖とカップ麺いっしょに持って歩くと危ないですね(^^ゞ

作業療法士は対象者の生活に関わる職種です。
あらゆる視点をもって、対象者の作業を評価し、介入していくことが求められます。

実際に作業をやってみることで気づく大切さと、具体的に質を評価することの大切さを学びましたね!