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Anacole Voiceアナカレボイス
“アナカレ”卒業生VOICE
コンピュータ
村尾 侑亮 さん
情報システム学科
香川県立高松東高等学校出身

アナブキで学んだ一つ一つの点が今の現場でつながっています

現在の仕事に行き着くまで

前職では3年ほど働いたのち、現在の会社に転職しました。IT系の知識の中でも無線やネットワーク系にはやや苦手意識があったので、それを克服したいという思いと、この分野にもともと興味を持っていたことが理由です。当社の特徴として非常に多くの製品を扱っているので、その点でも様々な知識を得られると考えていました。あとは飯田さん(※本校での同級生。別記事にて特集)から誘ってもらったのもやはり大きかったですね笑
今の会社では入社から一貫して1つの製品を担当しています。製品を通じてお客様のオフィスワークや業務活動を効率よく行えるようにサポートしています。日々、メーカーの最新技術の習得や、次世代の無線通信規格である「Wi-Fi 7」などの最新情報を常にキャッチし製品の検証や導入などを行っています。

仕事をしながら感じる自分の中の変化

業界がIT系なので、物事を論理的に捉えることができるようになってきました。その素地として学生の頃に沢山の分野の情報をインプットできたことが役に立っていると感じています。穴吹コンピュータカレッジで学んだ一つ一つの点が繋がっていって、現在のベースになっているので、学生の間に情報技術をたくさん学べたことは本当に貴重な経験だったと思います。今の自分の経験でいうと、目的に合わせて様々な製品を最適に活用してもらうためにはどういう機能を実装すれば良いかという思考の場面で非常に役に立っています。

穴吹カレッジに入学を決めたきっかけ

もともとプログラミングやIT系分野の勉強をしたいと考えていました。大学にいくか専門学校に行くかというというところで、香川県内で地元に居ながらIT系の知識を勉強するなら専門学校がいいなというところで、穴吹を選びました。また学校のオープンキャンパスに参加したときに片山先生が熱く語っている姿に衝撃を受け、ここで学ぶことを決めました。知識に貪欲で、生徒に色々な知識を与えたいと考える熱心な先生でした。

穴吹での学びが業務に応用できる

一つひとつの授業内容が充実していたことを覚えていますが、とりわけ授業外での活動も多かったです。卒業制作も外部と連携して進めたり、プログラミングコンテストに参加して自分の作品を発表したりしたことも良い思い出です。今振り返ってみると、基本情報技術者試験レベルの知識は業務遂行のベースとして役立っていると感じますし、VBA(Visual Basic for Applications:Microsoft officeのソフトの機能を拡張できる言語)やマクロ(必要に応じて複数の操作をまとめて呼び出せるようにする機能)といったもので何かシステムを作るとなっても習得したプログラミングの技術で応用が利くので重宝していますね。

これから取り組みたい役割

実は現在担当しているメーカーから異なる分野の製品が出ることになっていて、それをメインで担当したいと思っています。具体的にはその製品を売った際に、より細かな設定を任せてもらえる立場というイメージですね。

後輩たちへのメッセージ

高校生だと基本情報技術者試験レベル、ITパスポートレベルのIT系の知識をつけると社会に出ても重宝されますし、穴吹カレッジではその力を身につけることができます。それからこれは皆さんに言えることですが、積極的に情報を取りに行くことを大事にしてください。学んだことに常に疑問を持つことで、なんでこうなるのだろうと思うことができます。そうすると自分から質問する機会が増えて、情報収集に繋がり、自身の経験値を増やせると思います。

~同級生で同僚の飯田さんとの一枚~