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Anacole Voiceアナカレボイス
“アナカレ”卒業生VOICE
デザイン
青木 悟志 さん
ゲームプログラマー
ゲームクリエイター学科
香川県立石田高等学校出身

「やってみよう」マインドのもと、ゲーム制作の世界で学び続けています

現在の仕事は趣味の延長線

もともとゲームが好きで、特にモノづくり系のゲームが好きでした。もっと具体的に言うと、例えばマインクラフトのような、頭の中で作りたいイメージがあって、それを積み上げていくみたいなジャンルが特に好きでしたね。

現在はゲームプログラマーとして勤務しています。就職してからは、ゲームソフトにおけるUI(ユーザーインターフェース:プログラムとプレイヤーとの間で情報をやり取りするための画面や操作)やジャイロ(コントローラーを傾けることでゲーム内の視点や照準を操作できる機能)機能の実装、データベース処理に携わってきました。

ゲーム作りに高校数学が必要?

ゲームを作る上でジャンルごとに必要とされる知識が違うので、今後は様々なゲームを作れるように勉強していきたいと思っています。例えばシューティングゲームやアクションゲームだと3D空間での物理の計算やベクトルが出てきたりします。完全に高校数学なんですよね。例えば敵キャラクターが自分を認識する角度を計算するときにはsin,cos,tanを使ったりします。

また、釣りのゲームだとルアーを投げたりするのですが、それを表現するにはベクトルの計算が必要だったりします。株式会社タキオンは釣り好きの同僚の方が多いので、そのあたりは細かく教えてもらってます笑

様々なジャンルのゲーム作りは勉強になるというのは勿論あるのですが、一方でいままで自分が培ってきた雑学が発揮されるような新しい出会いがあるのではないかというワクワクもあります。勉強もしていきつつ、ゲームという形で学んだことを表現していくというのはとても楽しいですね。

アナブキの授業の雰囲気が入学の決め手に

ゲームを作るってどんな感じなんだろうと興味を持ち、オープンキャンパスに行ったのがきっかけでした。オープンキャンパスに行った時、学校がすごく明るくて楽しそうという雰囲気だったことを覚えています。当時は3年生の授業風景を見たのですが、先生も生徒も楽しそうに勉強していて、こういった雰囲気だったら長く続けることができるかもと思い、志望するに至りました。

在学中に学んだコミュニケーションの大切さ

先生に質問をして新たな発見があったり、グループワークでの気づきが非常に良い体験になりました。具体的には1年生の時にボードゲームを使って実施したグループワークが記憶に残っています。

実際に社会人になって、コミュニケーションの重要性を改めて再認識しているので、先生方には感謝したいと思っています。ちなみに在学時に行ったグループワークがきっかけで仲良くなった友達もいて、今でも連絡を取っています。

1年生の春休みに、チーム制作を行うという企画があり、プログラマーとデザイナーのチーム制でゲームを作るというものでした。その中でデザイナーの人たちとやり取りする必要があったのですが、お互いが普段使う言葉の間で違いがあったり、価値観の違いがあったりで、どうすれば相手に上手く伝えられるかというのがすごく難しかったんです。その中で意思疎通をするために簡単なルールを決めたり、相手の気持ちを汲み取ったりしないと上手く行かないと感じました。

後輩達へのメッセージ

続けるには楽しむことがやっぱり大事!そして、とりあえずやってみようという精神で取り組んでみることですね。また、息抜きも大事です。行き詰ったら気分転換をしてみてほしいです。僕だったら就活で困ったときはゲームやったりリフレッシュできることをしてました。

そして社会人になっても同じではありますが、どうしても自分の実力ではできないことや、解決できない課題が出てくることがあります。そういったときは人に頼るということが大事です。頼ることができれば知識も身に付きますし、目的の達成にも近づくと思います。

同社に勤める同級生の河野さん(※別記事でご紹介)とご一緒に)