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Anacole Voiceアナカレボイス
“アナカレ”卒業生VOICE
リハビリ
樋本 英司さん
作業療法士
かつが整形外科クリニック
作業療法学科

卒業当時の仲間たちとは今でも相談することばかりです

作業療法士を目指そうと思ったきっかけは…

医療法人で事務員として勤務していたとき、面会者から作業療法士の方にお礼を伝えてくださいという場面が多く、「なぜそんなに感謝されるのか?」と思ったのが転職を考えるきっかけでした。
作業療法士の「いろは」を教えていただくにつれ、興味が膨らみ、極めてみたいとの思いで作業療法の道に一念発起しました。

「ありがとう」の言葉と人生の伴走者になれた時にやりがいを感じています

整形外科クリニックでの業務は、くび・肩・上肢の治療に従事することが多いですが、高齢者の介護予防にも取り組んでいます。
香川県作業療法士会の役員として行政と連携し、高松市地域ケア会議への参加、認知症予防講座等にも携わっています。
患者さんが、心身機能回復によって趣味や地域での活動が再開できた時に、「ありがとう」と感謝の言葉をいただいたときや、患者さんと共有した時間が人生の1ページとして心に刻まれることにやりがいを感じています。生涯作業療法士として歩み続けることが夢です。

穴吹リハ作業療法士は魅力的な職業です

穴吹リハで、専門性の高い先生方から作業療法学の楽しさを学べたことが、「絶対に3年間で作業療法士となり現場に出る!」との思いを掻き立ててくれました。また、同じ目標を持った仲間たちとは卒業して18年になりますが同期の絆は強く、今でも患者さんの治療で困ったときは相談し合います。このような環境が続くのも穴吹リハの素晴らしい一面だと思っています。
患者さんが社会復帰され感謝の言葉をいただいたときに、作業療法士になってつくづく良かったと悦びをかみしめています。どんな仕事も必ず世の中に貢献し感謝されますが、こんなに直接的に感謝される作業療法士という職業は、思い描いていたそのものでした。