学生時代の経験が今でも役立つ財産になっています
作業療法士を目指そうと思ったきっかけは…
介護職として仕事をしている時、リハビリを受けて元気になっていく利用者様を間近で垣間見てきました。私も「自立生活を前向きに支えられる技術をもっと身につけたい!」と思い、生活支援の専門性に長けた作業療法の道に飛び込みました。
お父さんが巣立つ子どもを見送るような想い
現在、児童発達支援センターで、子どもが自分で前向きに生活環境に関わっていけるように、検査や観察を通して苦手なところの原因を探ったり、得意なところを見つけたり、その情報をもとにより良い成長につなげる仕事に携わっています。支援していた子どもが、学校で上手にお友達とやり取りしているのを見ると、「ああ、良かった!上手くなってるなぁ。でも・・ちょっとさみしいけど・・・」と巣立つ子どもを見送るお父さんのような想いになれるところに「やりがい」を感じています。
今の夢は…
目の前の子どもに、精一杯を傾ける事。今はそれだけで良いのかなぁと思ったりもしています。目の前で困ったり、泣いたり、怒ったりしている子ども達が、「前向きに」、「楽しく」、「みんなと」、一緒に過ごせていけたらいいなぁと心から願っています。皆さんにも、「こんにちは」や「またね」の挨拶 = 「かわいさ」の破壊力をぜひ体験してもらいたいです。
実習経験は財産になります
学生時代のプリント、勉強したこと、実習経験が、隅々まで役立っていると思います。特に実習経験が私の財産です。実習はダメダメだったけど、それでも頑張り抜けた経験が本当の宝物です。今でも自分を顧みたり、自分を鼓舞する際は、実習での経験を必ず思い出します。