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Anacole Voiceアナカレボイス
“アナカレ”卒業生VOICE
リハビリ
川端 華寿美さん
作業療法士
香川県立高松支援学校
作業療法学科

穴吹リハで「思考力」と「人間力」が鍛えられました

作業療法士を目指そうと思ったきっかけ

母からの勧めで色々と調べる中、病気や障がいを持たれた方に寄り添えるやりがいのある仕事だと思い興味をもちました。
また、作業療法士を選んだ理由は、精神科分野があり、心身ともにサポートできる職種だと思ったからです。

「広い視点で可能性を引き出す」のが作業療法士です!

現在は、高松支援学校で自立活動の授業を担当しています。児童や生徒が学習や生活上で抱える困難を、広い視点で個々の特性を捉え、得意なことを活かして改善したり、必要な力を養いながら克服する「可能性を引き出す支援」を学級の先生方と一緒に行っています。
児童や生徒の「やってみよう‼」や「できた!!」の場面を共有できることも多く、日々やりがいを感じています。

確かな専門性と信頼・親しみやすさを大切にしています

私は、精神科病院やリハビリテーションセンターで様々な経験を経て、40歳を目の前にして特別支援教育の分野に挑戦しています。
「作業療法士の資格を持った教員」という立場で支援ができる環境は、非常に貴重だと思っています。
確かな専門性と信頼・親しみやすさを大切に、香川県の特別支援教育の発展や作業療法士の職域が広がっていくことの一助になればと思っています。

「挑戦と経験」が心から寄り添える作業療法士へ

穴吹リハは、学生と先生方が一致団結したアットホームな雰囲気の学校です。資格を取るのは容易なことではありません。苦しい時はみんなで支え合い、楽しい時はみんなで全力で楽しむ、そんなメリハリのある思い出深い三年間でした。
頭で難しく考えず、「やってみよう!」と思う気持ちが何より大切です。「挑戦と経験」が思考力と人間力を高め、どんな人にも心から寄り添える作業療法士へと導いてくれます。
私にとっての一歩目が穴吹リハであったと思います。挑戦することや経験することに貪欲に、自分なりの人生を思い切り楽しみながら、多様な作業療法士になってください。