歯科衛生士とは… ～穴吹医療大学校が育成したい歯科衛生士像～
歯科衛生学科 横井 敦子先生
命の大切さとホスピタルティーの心を持ち、
豊かな感性と人間性で人と関わる。
学生に高い予防処置技術の習得と幅広い経験を提供しているのは、現場にでて困らない歯科衛生士になってほしいからです。すべてを学生時代に知ることはできませんが、確かな基礎技術や多くの経験は、現場に出た時の勇気につながります。
また、医療系統合校である本校の強みは、在学中に「チーム医療」を学べることです。歯科衛生士は、命の大切さとホスピタリティーに心を持ち、豊かな感性と人間性を求められる仕事です。同学内の看護学科や医療事務・ドクター秘書学科と他学科連携授業を行うことで、これからの歯科衛生士に必要な技術演習ができたり、体験を通して広い視野で物事を捉え、考えながら柔軟に対応できる力を身につけることができます。
笑顔で、
歯科衛生士という仕事を愉しんで欲しい。
在学中はもちろん、歯科衛生士として働き始めた後もきっと様々なことがあると思います。しかし、学生にはしなやかに、考え方次第で「どうにでもなる」ということを伝えたいです。
今、健康管理における歯科衛生士の役割は高まっています。口腔内の健康は全身の健康につながっており、生活習慣病などの発症にも歯周病が関与していると注目されています。学生には、歯科衛生士という資格を持っているからこそできる様々なことにぜひ挑戦して欲しいです。そしてそれを愉しんで欲しい。受動的な「楽しさ」を待つ受け身の姿勢から、自分自身の心の持ちようから生まれる能動的な「愉しさ」が仕事のやりがいにつながることを知ってほしいです。私たち教員も歯科衛生士の先輩としてお手本となれるよう日々を愉しく過ごしています。「先生みたいに愉しくいきたい」と言ってもらえることは大事だと思っています。どういう状況でも、どこにいても、いくつになっても歯科衛生士を愉しむ気持ちを忘れないで欲しいです。
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