穴吹で人との関わりを学び、
人と話すことが好きになりました!


藤原 祐輝 さん
沖縄県立知念高等学校
看護師

私は、救急救命センターの配属です。救急救命センターは、主に救急車で運ばれてきた患者さんの訴えや身体の状況から疾患を推測もしくは判断し、今後の方針を決めるまでが仕事です。さらにこの病院は急性期病院で、加えて第三次救急まで対応しているので様々な状態の患者さんが運ばれてきます。運ばれてくる患者さん一人ひとりの状態の判断が難しいこともありますが、先輩と協力して最善の方法を見い出せるよう努力しています。
皆さんのイメージする看護師(病棟)の1日は業務にルーティンがありますが、救急救命センターはルーティンがないので、様々な状態の患者さんへの対応や様々な治療法が見られるのでとても勉強になります。怖さもありますが、一つひとつ治療を覚え、先輩に任せていただけた時はとても嬉しいです。先輩方も優しく丁寧に教えて下さるのでやりがいはとてもあります。
覚えることは無限ですね(笑)
高校時代から救急車に乗務することに憧れていました。ただ、実際に従事できる職業は限られていましたので、その周辺のお仕事に携わりたいと思っていました。それを叶えられるのが看護師(救命救急)だと知り目指しました。

高校時代はサッカー一筋で、3年次も大会などで進路を決める時期が非常に遅かったんです。3年生の11月頃に看護学校へ進学することを決意し、学校選択を始めました。そんな時に、高校の友人が穴吹のパンフレットを持っていて見せてもらったことがきっかけです。そこから自分自身で調べてみると、沖縄県からの入学生も多く安心して進学ができると思い穴吹医療大学校を受験しました。
一番の変化は人と話せるようになったことです。
元々人と話すことが大の苦手で両親にも心配されていました(笑)看護師の役割は技術を使って患者さんの治療・ケアをすることはもちろんですが、コミュニケーションを通して支えになることが必要とされます。穴吹に入学するまでは看護師について深く考えたことはありませんでしたが、入学して看護師としての在り方を学び、多くの授業を通してコミュニケーション能力を身につけることができました。
正直、壁にぶつかることも多かったです。特に実習は臨床現場の厳しさ、看護師の難しさを日々感じていました。ただ、穴吹に入学して人と話すことが好きになったことで、学校生活はとても楽しかったです。クラスもとても仲が良かったですね!

就職活動もはじめは不安ばかりでした。ですが、先生が採用試験のサポートをしてくださったり、就職専任のスタッフの方に面接練習をしていただいたりしたことで、とても助かりました。就職に向けたサポートは非常に充実していると思います。
9校合同で実施した穴吹祭(学園祭)とスポーツ大会です。千数百人という規模で非常に盛り上がり楽しかったです。
また、沖縄からの入学生も沢山いたので話しやすくみんなで当たり前に毎日ご飯に行ったりバイトも一緒にしていたことが今では懐かしく思います(笑)
何より目標を持つことですね!何事もはじめは不安です。私も専門学校に入って1年目は不安でした。ただ、目標を持つことでやりがいを見つけ、継続する力が身につきます。
どんなお仕事もやりがいはあります。目標を持ってそれを見つけてください!

将来は救急認定看護師を取得すること、そして師長になることです。今の師長が認定看護師の資格を有しており説明も上手ですし頭の回転も速い、本当に尊敬する上司です。師長を見て自分も将来そうなりたいと思いました。