いろんなを経験し看護師として
どんどん成長したいです!


細川 美鈴 さん
沖縄県立陽明高等学校
看護師
私は療養病棟という、長期入院される方、特に寝たきりの患者さんが多い病棟に勤務しています。入院期間は2~3年と長期療養中の方もいます。
受け持つ患者は、日勤で15名程度、夜勤はその倍の患者さんを担当することもあります。入職時、担当する患者さんの数は少なかったですが、経験を重ねる中で、少しずつ任せていただく人数が増え今にいたります。
まず安全ラウンドといって、病棟にあるセンサーや人工呼吸器の作動状況の確認など機、器の確認から始まります。その後申し送りで情報を共有し、受け持ち患者さんのバイタル測定、おむつ交換など、4チームに分かれて患者さんを看ます。他のチームと情報共有を行い、ローテションで患者さんを看ることで治療・ケアを途切れさせません。午後からは、処置や清潔ケアなどを実施します。勤務終了前には患者さんの情報の入力や次の勤務者に申し送りをして1日が終わります。
また、長期入院に限らず、手術後の患者さんや退院が決まっている患者さん、救急の受け入れなど、受け入れる患者さんの幅が広く、入れ替わりの激しい病棟のため、休み明けは特に情報収集と共有が必要だと感じています。

一つは、患者さんと話し元気をもらった時です。
私は元々人見知りでした。学生時代に、グループワークや発表の機会を経て克服した部分もありましたが、当時コロナ禍だったため、病院実習では患者さんと話す機会がありませんでした。就職してすぐ、患者さんに対してどう話せば良いか悩む時期もありましたが、経験を積む中で積極的に話かけるようになり、患者さんと話すことが好きになりました。
もう一つは、できることが増えたと実感した時です。不安な時は、先輩に『不安なので隣で見ててくれませんか?』と言って、見ていただきながら経験を積んでいます。職場の皆さんが優しく丁寧に指導くださることで確実にできることが増えています。先輩に気軽に相談できることが今の職場の良さです。

一つは高校の先輩がいたことです。事前に話を聞いたり、先輩がいることの安心感もありました。また、高校時代塾にも通っていて、そこでたまたま学校の話を聞いたというのも受験した理由の一つです。
『やりがい』の質問でも答えましたが、入学前は人見知りでした。入学して女子寮に入り、沖縄の学生が多かったことや、学校で先生や事務の方も話やすく、話す機会が増えたことでコミュニケーション能力が身につきました。クラスでも、県外の方とも話してみたいという好奇心から積極的に話かけることも増えて和が広がったと思います。
授業ではグループワークが多く、始めは黙り込むことが多かったですが、回数を重ねるごとに自分から発言することも増えていきました。
また、自信をもてたきっかけの一つが、4年次の統合実習です。当時、コロナ禍で患者さんと15分程度しか関われず、短い時間の関わりで患者さんに『あなた笑顔素敵ね』『いい看護師になれるよ』と涙しながらに言っていただきました。その時に、改めて看護師目指してがんばろうと思い、今でも笑顔を心掛けています。

1年次は穴吹祭や遠足、スポーツ大会などイベントがありましたが、2年次以降からコロナ禍でほとんど開催されませんでした。プライベートももちろん外出を控えていました。
ただ、3.4年生になると行動制限も落ち着き、友達の家に遊びに行ったり、電車に乗って岡山県や広島県、大阪府に旅行に行きました。最高の思い出です!
高校生の皆さんは自分が看護師になっている姿を想像できますか?自分も高校時代、看護師をしているイメージが湧きませんでした。友達にも『イメージ湧かないね』と言われていました(笑)そして、人と話すことも苦手でした。ただ、穴吹医療大学校に入学して、校内実習の血圧測定など実際に現場ですることを学び、病院実習で看護師さんと触れ合うことで、少しずつ看護師を目指している実感が湧きました。また、私は白衣(実習服)を来た時にスイッチが入っていました。
なにより今イメージが湧いていなくても、『看護師になりたい』という想いがあれば大丈夫です。穴吹医療大学校での経験は看護師のイメージはもちろん自信もつきます!

近い将来ですと、来年リーダー業務を頑張ります。
そして将来は急性期でさらに経験を積みたいと思っています。
また何か資格を取りたいと思っています。就職前は認定看護師を目指していましたがなかなか勉強する時間がなく取り組めておりませんでしたが、今後は認定看護師や心電図検定など資格取得を目指したいです。

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