たくさん経験を積んで
将来は認定看護師を目指します!


上里 ほのか さん
沖縄県立八重山高等学校
看護師
現在の職場は急性期病棟で、私は循環器・消化器の患者さんを担当しています。日々の業務は、患者さんの日常生活の援助(入浴・着替え)、内服管理、点滴管理などです。循環器の検査として心臓カテーテル検査、消化器の検査では内視鏡検査が多いのが特徴です。
看護師は20名ほどおり、病棟の病床数は約45床。変則二交代制で、8:00~16:30の通常日勤に加え、8:00~20:30の長日勤や夜勤もあります。
八重山病院は石垣島で唯一の急性期病棟を持つ病院で、島内の救急患者さんの受け入れを行っています。そのため、本島や県外の病院との連携も多く行います。
職場の雰囲気は、「和気あいあいというより、声をかけ合ってチームで頑張るスタイル」ですね。忙しいですが、協力しながら働けることが魅力だと感じています。

全身状態が悪く、歩くことも困難だった患者さんが、退院時には自力で歩けるようになる姿を見られた時など、やりがいを感じます。また、回復した患者さんやその家族から「ありがとう」と感謝されると、より大きなやりがいにつながっています。
一つは、四年制で実習が充実しているということです。勉強は得意ではなかったので比較的ゆっくり学べる4年制を選びました。また、穴吹医療大学校は沖縄県出身者が多く在籍していたため、心強かったということも選んだ理由です。
高校時代は人見知りでしたが、グループワークを通じて自然と話せるようになり、四国に住む友人と今も交流が続いています。
また、寮生活も思い出深いです。寮生同士で食事に行ったり、鍋パーティーやタコパーティーをしたりと、楽しい時間を過ごしました。
授業では、実習の経験が特に印象的で、実際の病棟で患者さんを受け持ち、カンファレンスを通して治療計画を考える経験が、現在の仕事に活かされています。

当初は関東で3年働いた後に沖縄に戻る予定でしたが、家庭の事情もあり、東京の病院で1年、その後沖縄本島のクリニックを経て、現在の職場に就職しました。
就職活動では、履歴書の添削や面接対策を先生が丁寧にサポートしてくださいました。面接練習は5回以上行い、マナー講習も受けたので安心して就職活動に挑むことができました。
実習で学んだアセスメント力や、患者さんとのコミュニケーション力が、実際の仕事でも役立っています。
看護師は忙しい仕事ですが、勉強したことは決して無駄にはなりません。特に国家試験は大変ですが、努力すれば必ず報われるので、最後まで頑張ってください!
また、穴吹医療大学校の充実した実習を経験することで、現場に出てから大きな強みになります。大変だと思うこともあるかもしれませんが、それが将来の自分を助ける力になります。頑張ってください!

現在は循環器領域を中心に経験を積んでいますが、将来的には救急や外科など他の分野も経験し、視野を広げたいです。
また、認定看護師(化学療法・緩和ケア)の資格取得を視野に入れています。認定看護師の取得には、看護師としての実務経験が必要なので、まずは経験を積みながら、ステップアップを目指したいと思います。
