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高林 佑季
精神保健
青年心理学
精神保健福祉と保育をつなぐ教育の実践
高林佑季さんは、精神科医療機関で精神保健福祉士としてリハビリや就労支援に従事してきた経験を持ちます。その中で、知的障害や発達障害のある子どもたちや精神障害を抱える保護者の支援に関心を深め、保育現場でも精神保健福祉への理解が重要であると考えるようになりました。こうした背景から、こども保育学科で精神保健や青年心理学を教えています。
現場で役立つ知識を育む授業への工夫
高林さんの教育ポリシーは、机上の知識を現場で活用できる力を育てることにあります。保育士や幼稚園教諭は対人援助職であり、自身の感情や価値観が支援に影響を与えるため、自分自身を理解し、コントロールできる力が重要だと強調します。また、卒業生が資格を活かして活躍する姿や実習指導者として後輩を指導する姿を目にするたびに、教員としてのやりがいを感じています。
社会に貢献できる職業への第一歩を応援
「こどもの成長や発達を支えることは、そのご家族や社会全体にとって大きな意義があります」と語る高林さん。穴吹カレッジでは、現場経験豊富な教員による実践的な授業が受けられるため、現場で必要なスキルが身につきます。幼児期という人生の基盤を作る重要な時期に携わる意義を感じながら、保育の道に挑戦してみませんか?というメッセージで、高校生たちを力強くサポートしています。