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自分を深掘り「人間関係論」

先日の授業潜入に引き続き、歯科衛生学科1年生の授業をレポートします。
カメラを向けるとばっちりポーズを決めてくれる学生たち。あかるい!
(このあと、指導の先生に「学生のワークを邪魔しないように」と、やさしく叱られるわたくし…すいません)

さて今回、レポートする授業は「人間関係論」。「論」となっているのに体育館?と、
疑問をもったまま体育館に向かうとグループごとに車座に座っている学生たち。(上の写真の奥のグループの状態)
学生グループと少し距離を置いて座る先生に聞くと、学生たちがお互いにインタビューをしているとのこと。

ただ、目的はインタビューをすることではなく、インタビューをされること。
「自分の内面に目を向ける機会になり、自分を知るきっかけになる。「自分のことって意外と知らないものですよ。」と先生。

完成したワークシート

最終的には、自分のことを詳しく知るためのワークシートを完成させます。

グループワークが終わると、個人ワークに。上の写真のようなシートをそれぞれが書き始めます。

友達と距離を空けて考える
思い思いの場所で、集中していますね。
ワークの様子を見守る先生

指導をされている先生は、ここまで見守るタイミングと声をかけるタイミングを使い分けている副島先生。
ご自身が海外で演劇の経験がおありだそうで、このプログラムも演劇の要素を多く取り入れておられます。
イギリスでは小学生の授業にも演劇プログラムが入っているそうで、教育と演劇は相性がいいんでしょうね。
特に将来、医療系で働く本校の学生には、言葉以外のコミュニケーションを含め、
例えば言葉でのコミュニケーションが難しい患者さんが、表現したいことをくみ取ることなど、
表現について、自分自身が体験的に学ぶことが大切だとおっしゃっていました。

ここまでの個人ワークについてまとめている先生

つづいて、学生たちがひとつの輪を作って、あたらしいコミュニケーションのワークが始まります。

次のワークの説明中

目には見えない「もの」を、声、身振りや視線を使って、受け渡していくゲームです。
最初は「わたし、あなた」と声をかけながら輪の中で受け渡していきますが、つぎつぎと「もの」は増えていきます。

結構、真剣ですね。

さらにレベルアップすると「もの」が「具体的なもの」例えば保険証や鉛、東京タワーやここに書くのはちょっと気が引けるものなど…
ジェスチャーが面白くて大笑いしながらゲームは進みます。

散々笑って、クラスの雰囲気もすごく良くなったなーなんて見てましたが、もっともっと開放できるはず!とは先生の感想でした。

楽しくて、医療現場でも役立つ「人間関係論」とーっても面白かった!
機会があれば、僕も体験してみたいと思えました!ありがとうございます。

歯科衛生学科のことを詳しく見てみる!
https://web.anabuki-college.net/department/medical/dental/