作業療法学科2年生・片麻痺者を想定した調理実習 | 香川県の専門学校 穴吹カレッジグループ 高松 | 四国で専門学校に通うなら、充実の学びで専門力を身に付ける!資格と就職に強い実績校

作業療法学科2年生・片麻痺者を想定した調理実習

2025.06.27

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作業療法学科2年生の授業「生活行為学Ⅱ」では、片麻痺のある方の生活を体験的に学ぶ実習を行いました。

今回のテーマは“調理”。
メニューは、みんな大好きな「カレーライス」と「そばめし」です!

調理では、片手しか使えない状況を想定し、材料を切る、炒める、袋を開ける…という作業を一人ひとりが実践。

 
普段は当たり前に行っている動作が、こんなにも難しく、時間がかかるとは!と、驚きの連続でした。

「袋を開けるのにすごく苦労した」
「材料が動いてしまってうまく切れない」
そんな声も多く聞かれましたが、釘付きまな板などの自助具を使うことで、“固定することの大切さ”にも気づくことができました。

 

完成した料理は、みんなで「いただきます」。

 

通常の倍以上の時間がかかり、効率の面だけでなく、疲労感など「努力量の大きさ」にも気づける、貴重な体験となりました。

この学びを通して、作業療法士として、患者さんの立場に立って考える視点や、生活の中の困りごとにどう寄り添えるかを、

改めて考える機会になったと思います。

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