小雨の降る中、1年生・2年生合同で「かがわ総合リハビリテーションセンター」へ伺いました。徒歩での移動中も、学生たちは楽しそうに会話をしながら向かう姿が印象的でした。
貴重な体験 — 下肢切断を経験された方からのお話
今回の授業では、末梢循環障害により下肢切断を経験された患者様から、直接お話を伺う機会をいただきました。実際に当事者の方からお話を聴ける機会は非常に貴重であり、学生たちにとって深い学びの場となりました。
2年生は、ちょうど義肢装具学Ⅰで切断や義肢について学んでいる最中。授業で得た知識を活かし、積極的に質問をする姿が見られました。実際の義足の使い心地や、日常生活での工夫など、リアルなお話は教科書では得られない学びばかりでした。
一方、まだこれから学び始める1年生にとっては、少し難しい内容も多かったようです。しかし、先輩である2年生から情報提供を受けたり、先生方のフォローもあり、少しずつ理解を深めることができました。学年を越えた学び合いの場ともなり、互いの成長を感じる場面もありました。
この経験を未来に活かして
このような学びの場は、当事者の皆様、そしてセンタースタッフの皆様のご厚意によって実現しました。この貴重な経験を胸に、初心を忘れず、将来は理学療法士として多くの患者様の力になれるよう、これからも努力を重ねていきます。
かがわ総合リハビリテーションセンター様には、これまで3回にわたり貴重な機会をいただき、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。