2025.10.02
介護福祉
1年生の授業は後期がスタート!今回は、新しい学びに緊張気味の学生たちの気持ちを一気にほぐす、「レクリエーション実習」の様子をお届けします!
単なる遊びじゃない!この実習には、介護のプロとして最も大切な「心」と「技術」がギュッと詰まっています。
1クラスを2つに分け、別の内容を交互に学びます。
まずは実習先や就職後の現場で必須となる「第一印象やマナー」。堅い内容になりがちなテーマですが、そこはプロの先生!
ユーモアたっぷりに、そして時折おなじみの讃岐弁もこぼしながら進行します。
先生の明るいキャラクターのおかげで、学生たちも笑顔に!
この温かい雰囲気の中だからこそ、日本人学生はもちろん、多くの留学生も、日本の奥深いマナーや文化を楽しく吸収できているんです。
身振り手振りで小難しい内容でも飽きさせない!学生たちは終始笑顔になっています 笑
「これは良くない例よ」
見本に加えてNGパターンも。教科書だけでは伝わらない雰囲気も分かります。
もう一つの内容は、福祉施設などで季節の飾りつけ等に使う「花飾り作り」!
紙の色選びから、折る幅、端の切り落とし方まで、すべて自分で工夫していくため、出来上がった作品には学生それぞれの個性が強く出ていました。一色のシンプルな仕上がりもあれば、カラフルで華やかな作品もあり、教室は終始にぎやかな笑い声に包まれます。
実習では、ハサミなどの道具を順番に回したり、わからないところはお互いに教え合ったりと、自然と協力し合う姿も。このコミュニケーション能力こそ、介護の現場で不可欠なスキルです!
実習も終わりに近づいたころ、先生からこんなアドバイスがありました。
「今回はみんなの好きな色でいい感じに完成したけど、これが施設で使う飾りだったらどう?季節の飾りつけやお祝いの場面では、『それを見る方がどんな気持ちになるか』を一番に考えてあげて。」
自分の楽しみだけでなく、「利用者さんの笑顔」を最優先に考えること。レクリエーションが人の心に寄り添うための専門技術であることに気付けるような授業です。
学生のみなさんにも伝わったはず。
この「人の心と笑顔を作るプロ」を目指す熱意こそが、介護福祉学科の魅力です。
次回は、今回学んだことを活かして「ハロウィンの飾りつけ」に挑戦するとのこと!どんな楽しい作品が飛び出すのか、次回のレポートもどうぞお楽しみに!