
荒木 龍佑
バリスタ実習

コーヒーに未来が見えた瞬間
僕がコーヒーの可能性に気づいたきっかけは、アメリカに行った際に訪れたスターバックスでした。エスプレッソメニューに感銘を受けたんですが、当時はまだ東京にしかスターバックスがなくて。「のびしろのある仕事」だと思い、日本に戻ってから自家焙煎カフェで修行を積み、オーナーバリスタとして独立しました。

人を育てることは自分の成長にもつながる
長年自分の店を経営していましたが、ご縁をいただき穴吹カレッジの講師となりました。人に教えることで自分の技術を振り返りつつ、さらに新しいスキルへと繋げていければと思い、日々精進しています。おかげでコーヒーに興味を持ってくれる学生も増えてきたので、将来の選択肢にバリスタを増やしてくれたら講師冥利に尽きますね。

学生として生きる『今』を大切に
講師という立場上、「勉強を優先しなさい」と言うべきところですが、学生のみなさんには今しかできないことも大切にして欲しいですね。かく言う僕も、学生の頃はよさこいサークルを立ち上げ、仲間たちと勉強そっちのけで踊っていました。どんな『経験』も人生を豊かにする糧となり、自分が年齢を重ねた時、仕事や生活の深みに変わるんです。ぜひ、学生時代という『今』を大切にして、日々を過ごしてくださいね。