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手を温めてリラックス「手浴」の技術演習レポート

看護学科2年生の技術演習の授業を見てきました。
看護学生は病院での実習は避けられません。1年生で初めての見学実習を経験し、2年生になると徐々に患者様と接する機会が増えてきます。
とはいっても、治療に関わることは出来ないので、声をかけ、お話を伺い、患者様の状態を見させていただき、学校で学んだ技術を行うことが多くなります。
患者様とのコミュニケーションとして「手浴(しゅよく)」、手をあたたかいお湯につけて、リラックスしていただくのは有効な方法です。

ケアをすること、クラスメイトの看護ケアの様子を観察し記録すること、患者役をすることを相互に繰り返し、
技術を向上させることを目的に取り組んでいます。

この日の演習では、左半身にマヒがある人を想定して、ひとつひとつポイントを確認しながら練習を進めていきます。

基本的な流れはもちろん決まっているのですが、練習を繰り返すうちに、手の取り方やマヒのある体側を補助するクッションの使い方など
それぞれのグループあるいは個人により工夫が加えられているようです。

指導の先生に確認をしたり、学生同士で試行錯誤することで、頭の理解から身体の理解につながり、
さらに頭で理解する、という流れになっているのかな?と思いました。

2年生の演習授業ですが、数名の4年生が患者役として加わっており、2年生にアドバイスを送っていました。
グループによっては、定期試験の話題で盛り上がっていて、先輩から後輩に試験対策が伝えられているのも面白かったです。

しっかり練習して、病院での実習が充実するように頑張りましょうね!

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https://web.anabuki-college.net/department/medical/nursing/

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※2024年9月新設