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理論から実践へ—ネットワーク演習応用編で挑む実機を使った学習

ネットワークセキュリティ学科2年生のカリキュラムとして、「ネットワーク演習応用編」がスタートしました。このコースは、学生たちが昨年度に学んだ知識を土台に、より実践的なスキルを身に付けることを目的としています。

初回の授業では、昨年度の復習からスタートしました。具体的には、レイヤ2機器を使用したネットワーク構築の基本を再確認しました。昨年は、パケットトレーサーというシミュレーションソフトを用いての実習が中心でしたが、今年度は一歩進んで、実機を使用した演習にチャレンジしています。
シミュレータでは比較的容易に実行できた作業も、実機を用いると多くの新たな挑戦が伴います。例えば、実際のデバイスでは設定ミスのトラブルシューティングや、ハードウェア特有の制約への対応が必要となるため、より深い理解が求められます。

学生たちは、この演習を通じて、理論だけではなく、現実のネットワーク環境で直面する具体的な問題解決能力を養うことができます。また、これらの経験は将来、実際の業務で役立つ確かなスキルとなるでしょう。