2025.09.18
看護学科
9月17日(水)進行性筋ジストロフィー患者様と担当看護師さんの特別講話がありました。「自分の言葉で伝えたい、皆さまのお役に立てるなら」と訪問看護「まるい亀さん」の担当看護師さんと来校です。
始めに、看護師さんから講話です。その人の生活に深く関わる訪問看護師ですが、色々な人の力を借りて豊かな生活が送れるよう支援を考えるそうです。多職種連携ですね。心がけていることは、「あくまでサポートに徹し、意思決定は本人に任せる!」と言うことでした。「待つこと」が大切だそうです。
次に、患者様本人から講話がありました。人工呼吸器を装着し、電動車いすに乗っています。これまでの生い立ちや生活の中での楽しみをお話ししてくださいました。趣味はサッカー、ご自身も電動車いすサッカーをされています。なんと、チームの立ち上げを行い、今年で29年目。日々、後悔のないように生き、やりたいことは実行してきたそうです。楽しそうにお話しする姿に、学生は話に聞き入っています。
訪問看護「まるい亀さん」所長の山下さんも駆けつけてくださいました。山下さんは当校の卒業生です。体育館前に飾られている学生時代の写真を、皆と懐かしく眺めていました。最後に記念撮影する3人。和気あいあいとする姿をパチリ。
「自分の言葉で伝えたい、皆さまのお役に立てるなら」
心に響く講話、ありがとうございました!