2025.07.06
歯科衛生学科
歯科衛生士を目指す学生たちは、座学や学内実習だけでなく、様々な現場での臨地実習を通して実践的な知識とスキルを習得しています。その中でも、子どもたちとの触れ合いを通じて、予防の大切さや年齢に応じたの歯科保健指導の方法を学ぶ貴重な機会となっているのが「保育臨地実習」です👧👦👶
主な実習目標💪
★幼児期に応じたコミュニケーションを取ることができる
★幼児期の口腔の特長および歯科保健指導行動の理解
★幼児期の発達段階に合わせた保健指導が実施できる
学校で、何度も練習を重ねました。
専門的な内容を、子どもたちが理解しやすい言葉や表現、楽しい活動に落とし込むことが重要です。歯を大切にしてもらうためにどんな風に伝えよう??試行錯誤です・・
保険指導は 歯ブラシの持ち方や、園児の年齢に合わせた適切な歯みがき方法、デンタルフロスの使い方などを、模型やイラスト、歌などを活用して楽しく指導します。
また、食育指導も大切で 歯に良い食べ物、悪い食べ物、おやつの選び方などを、クイズ形式や絵本などを通じて分かりやすく伝えることが必要です。
紙芝居やぬいぐるみを使用して、歯みがきの大切さやむし歯予防のストーリーを、子どもたちが飽きないように工夫して演じます。
最後は”給食見学”をさせていただきました。
どのような食材が使われているか、子どもたちがどのように食事をしているか(よく噛んでいるか、早食いではないか、好き嫌いはどうか)また、食事の姿勢や食べ方、食事にかかる時間、食事中の会話や雰囲気などを観察することで学生にとって、具体的な学びに繋がります。
今回の実習で、保育園、保育士さん、園児の皆さんには大変お世話になり、ありがとうございました!
子どもたちの笑顔や、真剣にお話しを聞いてくれる姿に学生たちは改めてやりがいを感じることができたと思います。
この実習での学びと経験を活かし、将来は子どもたちの健康な口腔を守る歯科衛生士として、地域に貢献してくれると思います🦷😁