一筆にかける高校生の青春を、映像で届ける。
「うどん県書道パフォーマンス大会」YouTubeライブ配信に参加しました!
2026年7月19日(日)、サンポート高松・高松シンボルタワー デックスガレリアで開催された
「第15回うどん県書道パフォーマンス大会 in サンポート」に、
穴吹デザインカレッジ ネット動画クリエイター学科の学生たちが、YouTubeライブ配信チームとして参加しました。
大会には香川県内の高校書道部20校が出場。
縦4m×横6mという巨大な紙を舞台に、各校が6分間のパフォーマンスを披露しました。
音楽、ダンス、掛け声、そして力強く走る筆――。
書道の枠を超えた、まさに「一筆にかける青春」を感じる大会です。
ネット動画クリエイター学科の学生たちが、その熱気をYouTubeでライブ配信しました。
撮影するだけじゃない。「何を、どう伝えるか」を考える実習

ライブ配信と、普段の動画制作との大きな違い。それは、撮り直しができないことです。パフォーマンスが始まれば、時間を巻き戻すことはできません。
大きな筆が紙に触れる瞬間。部員同士が息を合わせる表情。勢いよく描かれていく文字。作品が完成した瞬間に起こる拍手。
限られた時間のなかで、
「今、どこを映せば、このパフォーマンスの魅力が一番伝わるのか」
を考え、判断しながら映像をつくっていきます。
公式サイトでも、書道パフォーマンスは、掛け声とともに高校生が一斉に筆をとる姿が
「スポーツのようであり、武道のようでもある」と紹介されています。
その迫力を画面の向こう側へ届けるためには、カメラの技術だけでは足りません。
出演者をよく見ること。
次の動きを予測すること。
そして、「視聴者に何を見せたいか」を考えること。
ライブ配信の現場だからこそ学べる映像表現があります。
主役はカメラマンではなく、演じている高校生たち

今回の実習で大切にしたのは、単に「きれいな映像を撮る」ことではありません。
カメラの前にいるのは、この日のために何度も練習を重ねてきた高校生たちです。
参加した高校生からも、「日々練習してきた成果が発揮できた」「最高のパフォーマンスをすることができた」といった声が聞かれるなど、それぞれの学校が作品に強い思いを込めて大会に臨んでいました。
だからこそ撮影する側にも、
「この人たちの頑張りを、どうすれば一番魅力的に伝えられるだろう?」
という視点が必要になります。
映像制作は、自分の技術を見せるためだけのものではありません。
誰かの想いや魅力を見つけ、それを映像に変えて、人へ届ける仕事。
ネット動画クリエイター学科が、実践を通して大切にしていることのひとつです。
“本番の現場”だから身につく力がある。

学校の教室で、カメラの使い方や編集ソフトの操作方法を学ぶことはできます。
しかし、
突然変わる現場の状況に対応する。
周囲のスタッフとコミュニケーションを取る。
時間を意識して動く。
失敗できない本番の緊張感の中で判断する。
こうした力は、実際の現場に立つことで初めて身につくものがあります。
ネット動画クリエイター学科では、動画を「つくる技術」だけではなく、実際のイベントや地域との取り組みを通して、
映像を社会の中でどう活用するのかを学んでいます。
ライブ配信では、撮影だけでなく、映像・音声・進行など複数の役割が連携して、ひとつの配信をつくり上げます。
一人では完成しないからこそ、
技術力 × 判断力 × コミュニケーション力 × チームワーク
が求められます。
これも、将来仕事をしていくための大切な経験だと考えています。
「映像」が、誰かの大切な瞬間を残す仕事になる。

巨大な紙へ一気に走る筆。
仲間と声を掛け合う高校生たち。
そして、6分間の演技を終えて完成した作品。
その瞬間は一度きりです。
しかし、映像にすることで、その場所に来られなかった人にも届けることができ、あとから何度でも振り返ることができます。
映像には、「その瞬間」を残し、「その場所にいない人」へ届ける力があります。
今回のライブ配信実習は、学生たちにとってカメラや配信技術を学ぶだけではなく、映像をつくる仕事の意味を実感できる機会にもなりました。
ネット動画クリエイター学科では、これからも教室を飛び出し、さまざまな現場で実践的な映像制作に挑戦していきます。
「動画が好き」を、誰かの心を動かす力へ。
「つくる側」としての新しい景色が待っています。