2025.03.04
IT
昨今急増している、SNSを悪用し、ロマンスを語る投資詐欺。そして、ランサムウェアという、コンピュータやデータを人質に取り、解除と引き換えに金銭を要求する手口を使った悪質な犯罪。
これらの被害を未然に防ごうと、香川県警と本校の情報ビジネス学科、ネットワークセキュリティ学科の学生が街中でのチラシ配布を通じて啓発活動を行いました。このチラシは、香川県警の依頼を受けた穴吹コンピュータカレッジ情報ビジネス学科の学生たちが制作したもので、授業で学んだIllustratorやPhotoshopのスキルを活かしてデザインされました。
ぱっと見たときにインパクトがあるよう、色使いやイラストにこだわりました。裏面では、詳細な説明と、被害に遭わないための対策を分かりやすくまとめました。
多くの人に手に取ってもらうために、言葉遣いやフォントにもこだわりました。統一感を持たせつつ、見やすくなるよう工夫するのが難しかったです。
表面は、わかりやすいようにイラストを1枚大きく配置してインパクトを出しました。裏面では、ランサムウェアの仕組みや対策を細かく、分かりやすく説明することを意識し、レイアウトを工夫しました。
色使いにはすごく悩みました。どこを強調して、どこを抑えるか、視認性を考えてデザインしました。授業で学んだように、赤などの暖色系は目に飛び込みやすいので、目立たせたい部分に使い、しっかりと注意喚起できるよう意識しました。
今回の啓発活動では、学生たちが学んだデザインスキルを活かし、犯罪被害を防ぐための重要な情報を正しく伝えることを目指しました。この活動を通じて、学生自身も情報を整理し、より伝わりやすい表現を考える貴重な経験を得ることができました。
今後も、このような取り組みを続け、地域の情報リテラシーの向上に貢献していきます。穴吹コンピュータカレッジの学生たちのさらなる活躍に目が離せません!