2026.07.07
パティシエ
入学からしばらくが経ち、最初は緊張感でいっぱいだった1年生たちも、今ではすっかり実習室の空気や道具の扱いに慣れてきました。
今回は、基礎をしっかり学びながら、少しずつ難易度の高いお菓子にも挑戦している1年生のリアルな学びの風景をお届けします!
お菓子づくりの基本となるタルト生地(パート・シュクレ)。最初は力の入れ加減が難しく、生地が均一にならなかったり破れてしまったりすることもありましたが、今では麺棒をスムーズに使いこなせるように!均一な厚みを目指して、みんな真剣な表情で生地と向き合っています。
きれいに敷き込んだタルト生地に、風味豊かなアーモンドクリーム(クレーム・ダマンド)を絞り入れていきます。焼き上がりの美しさと美味しさを決める大切な工程。端まで均一な量になるよう、手元に集中して丁寧に仕上げていきます。
製菓の技術が少しずつステップアップし、アントルメ(ホールケーキ)の作成にも挑戦しています。こちらはほろ苦いカラメルのムース。綺麗に固まったムースを型から外す瞬間は、何度やってもドキドキ!ツヤっと美しい仕上がりに、思わず笑みがこぼれます。
1年生にとっては大きな壁でもある、チョコレートの「テンパリング(温度調整)」と、コーティングを施す「トランペ」。温度管理が数度ズレるだけで仕上がりが変わってしまう繊細な作業です。高難易度なテクニックですが、集中力を研ぎ澄ませて見事上手にこなしていました!
絞り出しクッキー(サブレポッシェ)の実習です。生地の固さを意識しながら、同じ大きさ、同じカタチにリズムよく絞り出していきます。入学当初に比べて、絞り袋を持つ手つきも驚くほど様になってきました。
仕上げは、色とりどりのドライフルーツや香ばしいナッツを使ったデコレーション。並べ方ひとつでガラリと表情が変わるため、それぞれの個性が光るポイントです。「どうしたらかわいく見えるかな?」と、お互いの作品を見合いながら楽しそうに飾り付けていました。
オーブンの前で焼き上がりを今か今かと待っていたのは、大人気のマカロン。マカロン独特の「ピエ(ふちの膨らみ)」がきれいに 出て、表面もツヤツヤに焼き上がりました!難しいお菓子だからこそ、大成功したときの嬉しさはひとしおです。初めてマカロンが割れずに焼けたと喜んでいる学生がとても印象的でした。