2026.06.19
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松江市のくにびきメッセを舞台に、洋菓子作りの技を競う「第19回洋菓子コンテスト島根県大会」が開催されました。
パティシエ・ベーカリー学科の2年生8人が出場。
午後には一般公開も行われ、多くの来場者がその緻密で華やかな作品に足を止めました。学生たちの挑戦と、表彰式の様子をお届けします。
早朝、何か月もかけて制作した作品を車に載せるところからスタート。みんなで協力して積み込みます。
このコンテストで出品するマジパン細工、バタークリームケーキは完成直前まで仕上げておき、現地で最終調整や微調整をおこないます。
バタークリームの艶やマジパンの安定性は、温度・湿度に大きく左右されます。遠方の会場では、移動中や会場の環境が普段と異なるため、結露(汗をかく)や艶消え、ひび割れといった予期せぬトラブルが起きやすいのです⚡
香川県外の会場になった年は、作品を無事に会場に運ぶまでが一苦労😢

無事作品を会場に搬入したら、限られた時間で組み立てや最終調整をしていきます。
「赤のマジパンの予備どこにあったっけー!?」
「こっちに竹串あるよ!」
自分の作品の仕上げつつ、お互いに声を掛け合います。


先生も各テーブルを回りながら、アドバイスしたりチェックしたりしてくれます。
実はこの作業をしているすぐ近くで審査員の方が並んで出品受付をしています👀
仕上げた人から提出し、1人…また1人と部屋から退出していきます。
緊張とプレッシャーが襲ってくる中での細かい作業を求められます…(みんな頑張って😢😢!)
無事全員が審査へ!
なんと審査の最中にも、時間経過でひびが入ったり部品の位置が変わってしまうことがあります…😢(一度提出したら修正できません⚡)
すべての作品が審査された後、そのまま一般公開されて一般の皆さんにも見てもらえます✨
県外の製菓学校や洋菓子店から出品された作品を見る貴重な機会でもあります。

| 「見たことがあればできる」技術の獲得 | 優れた作品を実際に目にすることで、「一度見たことがあれば、できること」が増えます。さまざまな作品を自分の目で確認し、そこに自身の感性をプラスすることで、新しい技術へと繋げることができます。 |
|---|---|
| 模倣からの学び | 入賞のコツとして、まずは過去の優れた作品をよく見て「真似る」ことから始めるのが第一歩。どんな表現のものが入賞している?どれだけ作りこまれている?優れたものに少しでも近づくよう、普段から意識できるようになります。 |
| 具体的な技法の確認 | マジパンの滑らかさ、バタークリームの艶、パイピングの均一さなど、細部の「基礎技術」がどのレベルにあるべきかを、実物を通して学ぶことができます。 |
<入賞者の紹介>
パティシエ・ベーカリー学科 2年
大山 花純さん
エコール部門 銀賞(バタークリーム仕上げ)
パティシエ・ベーカリー学科 2年
角原 心愛さん
エコール部門 技術賞(バタークリーム仕上げ)
今回2名が挑んだ「エコール部門」は、製菓専門学校等に在学中の学生を対象としたカテゴリーです。
コンテストの審査は、単なる見た目の華やかさだけではなく、プロの視点から多角的な基準で行われます。一般的に、以下の5つの要素が評価の柱となります。

| テーマ・アイデア | 作品に一貫したストーリーや独創性があるか。 |
|---|---|
| 構成バランス | 一歩離れて見た際の全体のシルエットや配置はどうか。 |
| 色彩 | 色の強弱や挿し色の使い方が効果的で、食欲をそそるか。 |
| 技術(テクニック) | パイピングの均一さや、表面のナッペ、カバーの滑らかさなどの基礎技術。 |
| 可食性(エディブル) | すべて食べられる素材で作られているか。「竹串審査」により、内部に芯材(ワイヤーや串)がないか、硬すぎないかがチェックされます。 |
特に今回2名が入賞した「バタークリームケーキ」は、使用油脂の50%以上にバターを使用するという規定を守りつつ、いかに精密な絞り(シェルやローズバットなど)を施し、純白で美しい質感を作り上げるかが技術的な見せ所。
本当におめでとうございます👏👏

1年生の時から授業の様子を見せてもらってきました。
単純に学年が上がっただけではなく、毎日の経験や積み重ねが表情や結果に出ていてとても頼もしく感じます😊
コンテストへの挑戦は、単なる技術向上だけでなく、理想のお菓子を形にするための力を養う貴重な経験でしたね。入賞したお2人はもちろん、皆さん本当にお疲れ様でした!
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