2026.04.30
パティシエ
これまでジェノワーズやマドレーヌで基礎を体験した1年生。いよいよ、ホールケーキを作る実習が始まりました。
テーマは「いちごのショートケーキ」。
生クリームやフルーツを使った本格的なデコレーションは全員が初めてです。
講師は長年、穴吹の講師をしてくださっている中村先生。
緊張と喜びが入り混じった、1年生の真剣な実習風景をご覧ください。
まずは、自分たちが焼いたジェノワーズを正確に3枚にスライスします。ここで使うのが「ケーキルーラー」。厚さを一定にするための定規です。
「水平に、丁寧に……」。講師の指導を受けながら、パレットナイフを慎重に動かします。美しいショートケーキの土台を作るための、重要な作業です。
スライスしたスポンジに、刷毛を使ってシロップ(ポンシュ)を丁寧に染み込ませます。
これは、スポンジを極上のしっとり食感にし、生クリームとの一体感を出すための欠かせない工程。
いよいよ、生クリームを塗る作業「ナッペ」の開始です。
パレットナイフに生クリームをたっぷり取り、天面に広げます。
生クリームの柔らかい質感に、学生の手は少し震えています。初めてのナッペは、完璧に平らではありませんが、一生懸命さが伝わる、初々しさがありました。
天面に続き、側面のナッペに挑戦です。回転台をゆっくり回しながら、パレットナイフの角度を調整し、クリームをきれいに整えます。
これは非常に高度な技術で、慣れないうちはどうしても側面に線が入ってしまいます。
そして、ついに完成!
いちごと丁寧に絞った生クリーム、色鮮やかなピスタチオで可愛らしくデコレーションされた、1年生にとって初めてのホールケーキです。
完成したケーキを手に、カメラに向ける満面の笑み。そこには達成感と喜び、そして誇りがあふれています。この輝く笑顔とともに、1年生は大きな成長への第一歩を踏み出しました。