トータルインテリア学科1年生の授業風景をご紹介します。
今回スポットを当てるのは、建築・インテリアデザインの基礎となる「製図」の授業です。
これまでは教科書やメディアの中でしか見たことがなかった平行定規を前に学生たちの表情もどこか誇らしげで、少し緊張気味。
「いよいよインテリアを学ぶんだ!」という実感が湧いてくる瞬間です。
現代の実務現場ではCAD(コンピュータによる設計)が主流ですが、本学科ではあえて「手描き」からスタートします。

それには、大きな2つの理由があります。
①資格試験への対策
インテリアコーディネーターなどの資格試験の実技試験では、現在も手描きによる製図が求められます。プロとして最初の壁を突破するための必須スキルです。
②線の「意味」を理解する
CADではボタン一つで描ける線も、手描きでは筆圧や角度をコントロールしなければなりません。線の書き分け(太線・細線・破線など)を身体で覚えることで、図面が持つ意味を深く理解できるようになります。
この日の課題は、すべての基本となる「線の書き分け」。


最初は慣れない道具に戸惑う声もありましたが、いざ練習が始まると教室は一変。
定規を滑らせる音と、鉛筆が紙を走る音だけが響く驚くほどの集中力に包まれました。

初めての製図に苦戦しながらも、一本一本の線に魂を込めて向き合う姿は、もう立派なデザイナーの卵。
最後まで全員が集中を切らさず、一生懸命に頑張りました!