【卒業生紹介/独立開業】南イタリアのエスプレッソとバール文化を広めたい|Cafe Pole Pole | 香川県の専門学校 穴吹カレッジグループ 高松 | 四国で専門学校に通うなら、充実の学びで専門力を身に付ける!資格と就職に強い実績校

【卒業生紹介/独立開業】南イタリアのエスプレッソとバール文化を広めたい|Cafe Pole Pole

2026.03.02

トップページ

南イタリアのエスプレッソと
バール文化を広めたい。

千秋 慶悟さん
千秋 慶悟さん

【勤務先】
Cafe Pole Pole カフェ・ポレポレ
カフェ経営者(バリスタ・パティシエ含む)

2016年卒業
坂出第一高等学校 食物科出身

 本物を届けたい。<br>イタリアと共鳴するポリシー
本物を届けたい。
イタリアと共鳴するポリシー

「まずは炭酸水で口の中をすっきりさせてから、エスプレッソを味わってみてください」

高松市にある僕の店『Cafe Pole Pole(カフェ・ポレポレ)』では、一杯をお出しする前に必ずこうお伝えします。
イタリア現地と同じように口の中を一度リセットして、ナポリ伝統のレバー式マシンで淹れた一杯を感じてほしい。それが僕のこだわりです。

今の僕を突き動かす原動力はイタリア・ナポリの日常にある「人と人がつながる社交場としてのバール文化」を伝えることです。

店舗で使用しているコーヒー豆を製造する現地のメーカーさんは、「品質を落とさないため、大規模な企業とはやり取りしない」という強いポリシーを持っています。その姿勢に深く共鳴したからこそ、僕も自分の理想を形にするための強い信念を持ってカウンターに立っています。

いつかイタリア現地に行って、そのメーカーさんと話してみたいし、直接取引してみたいですね。

学生時代から変わらない、
とことん突き詰めるクセ

お恥ずかしい話、高校時代は「勉強したくない!」という理由でこの道を選び、専門学校時代も授業の後は同級生とカードゲームに明け暮れ、追試を何度も経験したいわゆる「ちゃらんぽらん」な生徒だったと思います。

でも、そんな僕が卒業後に組織の中で働くうちに、自分のやりたいことが通らないもどかしさにぶつかった。日々自分ができる精一杯の工夫をしながら働く中で、大切にしたいことや譲れないものが少しずつ分かっていきました。

「良くも悪くも、全て自分の責任」──そう言い切れる場所を求めて、この店を開きました。

だからこそ、コーヒーや南イタリアの文化の話をするときは、ついつい熱く語ってしまいます。最近お会いした担任の渡辺先生も、今の僕の姿を見て「こんなに熱いところがあったんやね」とびっくりされていました。

でも、たぶん僕の根っこの部分は当時から変わってなくて。
例えば学生時代にハマっていたカードゲームも、友人たちは勝てるデッキを組む中で、僕は効率よりも「アニメの主人公のデッキをそのまま再現する」というロマンに心血を注いでいました。

その姿勢は、今、本物の南イタリアのエスプレッソや文化を広めていきたいという想いや、いつかイタリア現地へ乗り込みたいと思う気持ちと完全に一致しているんです。

自分の店で出会う、
プロとしての「再会」と「リスペクト」

僕が目指しているのは、単にコーヒーを売ることではありません。バリスタとお客さん、そしてお客さん同士が自然に会話を交わす「社交場」としてのバールです。
先日、同級生何人かで仕事終わりにここへ集まって、次の食事会の前にアペリティーボを楽しんでもらう機会がありました。

※アペリティーボ イタリア伝統の『夕食前の交流習慣』。仕事終わりに軽く一杯楽しみながら仲間と会話を交わす、バール文化には欠かせない社交の時間

ある友人は営業の立場から僕の使う豆の価値を認め、組織を支える立場でパン職人を頑張る友人は、僕の積極性をリスペクトしてくれます。
そして在学中は同級生の真面目な姿に無意識に引っ張られていた僕が、今は自分の店で彼らを迎え入れ、新しい文化を届けています。
それぞれ歩む道は違いますが、卒業から10年たった今、お互いの考えや活躍を尊重し合える良い関係です。

専門学校の頃の自分と、これから。

決して優秀な学生だったとは言えませんが (笑)、当時学んだことは体が覚えています。今も新しいドルチェを考えるときなど、基本が身についていてよかったと感じます。

何より、僕の場合は同期のみんなに出会えたことが財産です。在学中も同級生たちがいたから楽しかったし、「あいつも頑張ってるしな」と背中を押されたり、励まされたり。
その中で料理人になってみたい、という友人がいて...今度は自分が応援する立場になっている気がしますね。

昨年はSNSでのアプローチを変えたことや、瀬戸内国際芸術祭の影響もあり、日常的に来店してくださるお客様や、応援してくださる方も増えてきました。粟島でのイベント出店やエスプレッソ教室など、僕の理想とするバール文化を広める挑戦は今も続いています。

好きなことだから、どこまでも熱くなれる。本場の魅力をどう届けていくか、悩みながらもワクワクしています。

▼他の卒業生の活躍もチェック!

未来に手が届く
専門学校