2025.07.01
看護学科
穴吹医療大学校では、学生のこころのケアを何より大切にしています💖
専門学校の学生は、高校を卒業したばかりの人から社会人経験者まで、年齢も背景も様々です。それぞれが異なる期待と不安を抱えながら、新たなスタートを切っています。
学習内容の難しさや多忙さ、また将来への不安や人間関係の変化などにより悩むこともあります。一人暮らしをはじめて、生活面でのストレスを抱えている人もいるかもしれません。
穴吹医療大学校では、そうした困難に直面した時に、一人で抱え込まずに相談できる環境を整えることが、学生の成長を支える上で不可欠だと考えています。
毎年6月に、お世話になっている医療機関にご協力をいただき、看護学科、歯科衛生学科、医療事務・ドクター秘書学科、3学科の学生対象にお話しをしていただいています。今年は【こころのケガの治療法】についてお話しをしてもらいました。
三光病院 海野 順 院長
(精神科医師・臨床心理士・公認心理師)
「ストレスを感じたとき、どうやって気分転換していますか」という海野先生からの問いに、学生たちは今の自分を振り返りました。
特に1年生は環境が変わり、慣れるのに必死でストレスを感じることもあると思います。
ストレスを感じたとき、自分の好きなことなどで気分転換ができるとすごくいいみたいです♪
【依存症】と【生きづらさ】の関係をデータで伝えていただき、こころの「ケガ」ってトラウマなんだよ、ということを教えてくれました。
トラウマ反応が長く続いてしまうと、PTSDを発症することもあるし、複雑性PTSDにつながることもあるようです。
学生たち、とても真剣に聞いていました。
◎困っていることは、うまく伝えることが難しいから・・
最初に相談した人が、正確に理解してくれないかもしれないから、3人の大人に相談して、一番話しやすかった人に相談を続けよう。
◎相談すべきことが分からないまま、相談に行っても大丈夫。
カウンセラーや臨床心理士の先生と一緒に、言葉にならないものを言葉にして、整理していくことができたらそれがゴールかもしれません。その時間がいつもと違う雰囲気の時間になるだけでも効果的なんです。
専門学校での時間は、皆さんの将来にとってかけがえのない大切な時期です。穴吹医療大学校は、単に知識や技術を教えるだけでなく、学生の皆さんが心身ともに健やかに成長し、それぞれの「なりたい」姿を実現できるよう、全力でサポートすることを約束します。
もし、何か少しでも心に引っかかることや、相談したいことがあれば、決して一人で抱え込まず、いつでも頼ってくださいね💗