2025.06.10
グラフィックデザイン学科
グラフィックデザイン学科は毎年夏から、クライアントと実際に対話をしながら作品を制作する本格的な産学連携が開始します。
それに向け、この時期はまず「自分のアイコン制作」でデザインの考え方やソフトの基本操作を習得。
学校とのやりとりで使用するアカウントを誰が見ても「自分である」とわかってもらうためには、対象である自分自身の要素を見極め、抽出する必要があります。
自分自身についてしっかりと考え、作り込まれたアイコンたちが今年もたくさん生まれました。
手順を学んだ後は、実践に向けての練習です。
次に挑むのは「担当教員からのアイコン制作依頼」
自分のことは自分でわかりますが、人のことは聞かなければわかりません。
クライアントである担当教員に、好きなものや要望を質問しながらそれぞれ制作に取り組みました。
完成したアイコンたちはこちら。
最優秀作品は実際に1年間、教員のアイコンとして使用されます。
アイコンは本人よりも他者が目にするもの。
その人らしさとデザイン性だけでなく、視認性、わかりやすさも求められます。
ただアイコンを提出するだけではなく、制作意図も一緒に作成しています。
デザイナーは自分が作ったものを人に説明できなくてはいけません。
こういった言語化も日々練習していきます。
言葉で説明されることでなるほど!と見る目が変わることも多くあります。
言語化はとても大切。
果たして今年選ばれるアイコンは一体―――?
こうして本番実践に向け、反復練習で成長していく学生たち。
産学連携までにさらに思考と技術を研ぎ澄ませていきましょう!