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東京ガールズコレクション(TGC香川2025)を穴吹学園の学生たち120人でサポート

2025.05.13

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120人の穴カレ学生がボランティア/インターンに参加
120人の穴カレ学生がボランティア/インターンに参加

SETOLAS Holdings presents TGC KAGAWA 2025 by TOKYO GIRLS COLLECTION(以下、TGC 香川 2025)があなぶきアリーナ香川にて実施されました。この大きなイベントに穴吹学園の多くの学生がボランティア/インターンとして裏でささえるという大変光栄な機会をいただきました。現場で学生の姿を捉えてきましたのでレポートをお送りします。


「TGC 香川 2025」 とは?
TGC 香川 2025(主催:東京ガールズコレクション実行委員会、共催:TGC香川推進委員会・香川県・高松市・観音寺市・三豊市、プラチナパートナー:セトラスホールディングス株式会社、企画/制作:株式会社W TOKYO)は、若い女性向けの史上最大級のファッションフェスタである東京ガールズコレクション(TGC)の香川県初開催となるイベントとして、「Frontier(フロンティア)」をテーマに、香川の未来を切り拓く合言葉として、ファッションとエンターテインメントを通じて地域の魅力を国内外に発信するもの。具体的な開催目的として地域の魅力発信、地域活性化、若者の育成と挑戦、そして地方創生が掲げられ,香川県にとって初の大型ガールズイベントとして、大きな注目を集めました。

学生の経験・体験の場として

今回、イベントを運営されている W TOKYO さまから「穴吹ビューティカレッジで東京ガールズコレクション(TGC)香川でのバックステージの仕事の補助業務に学生インターン/ボランティアとして参加してもらえないか」という話が届きました。

実は、2025年が明けてすぐの1月にビューティカレッジの先生方から、TGC香川に絡みたい!という熱いメッセージを受け取って、3月ごろまで各方面にいろいろ相談してみたのですが決め手に乏しく、希望が萎みかけていたのです。しかし、会場である 「あなぶきアリーナ香川」 を運営する穴吹エンタープライズさまを介して、W TOKYOさまが直々に地元香川で美容分野をトータルで学べる学校である穴吹ビューティカレッジを見つけてコンタクトをくださり、その希望は再び息を吹き返すことになりました。人生強く思えば(口に出せば)叶うものですね。

さあ、しかしその相談があったのが3月の末のこと。5月6日に開催のイベントまでひと月ちょっとしかありません。4月1日に W TOKYOの担当者様とオンラインで打合せ。そこで、ビューティ分野に関わらず、穴吹学園としては多様な学びのジャンルを網羅しているので、もし同様に学生のインターン/ボランティアが出来ることがあれば参加出来ると思います、と大見得を切ったのです。W TOKYOさま側も全体で100人を超えるボランティアを計画されているとのことで、それならばぜひ!ということで、ビューティカレッジ以外の学生にも募集の幅を広げることが可能となりました。

かくかくしかじかで、産学・地域連携センターから穴吹カレッジの専門学校9校、そしてせとうち観光専門職短期大学に広く呼びかけ、総勢120名もの学生がこの機会にチャレンジしたいという想いで、自ら希望する担当セクションに応募してくれたのでした。120名もの主体的に申し出てくれた学生ボランティアを派遣するのはカレッジグループにとっても産学・地域連携センターにとってもはじめての経験。さすが東京ガールズコレクションという話題性の高いイベントの魅力とも相まってか、続々届く参加依頼におののきながら、嬉しいやら不安やらで準備期間を迎えることになったのでした。

ビューティカレッジの学生は専門分野を中心に、現場の先生がたに学生募集と役割の振り分けをお任せし、産学・地域連携センターでは他の役割に参加者に希望を選んでもらい募集をかけました。当日までに、当初予定していた担当の人数バランスの変動などがあり、何人かの学生には当初の希望と違う担当を受けたもらったりと、細かな調整をしつつ、当日を迎えました。

裏方は早朝から動くのです
裏方は早朝から動くのです

イベントの開場が11時。開始時間は12時30分。だけど、裏方であるインターン/ボランティアの学生たちは、現場のプロと同じように早い人で7時30分ごろには集合して配置に付きます。私がプレス(報道)の立場で受付したのが9時前。手続きを済ませて入場するとすでにヘアメイクやケータリングの担当学生たちは持ち場で仕事を進めていました。

出演者が準備をするのはサブアリーナ。ここにヘアメイクやフィッターで学生たちが専門的な技術を活かして関わりました。初めまして、なのにプロのアシスタントが出来るのは、やはり共通の専門的なベースがあるからなのでしょう。素晴らしいですね。フィッター(着替え)ブースは当然撮影禁止ですよ、念のため。

メインアリーナとサブアリーナを繋げる1階のスペースはケータリング(出演者が自分たちでケータリングされた軽食を選んで取るスペース)会場です。美味しそう。さすが香川会場。うどんも大人気でした。

そうこうするうちに、受付や運営全般、広報や物販などの担当インターン/ボランティア学生もそれぞれ担当者の指示を聞きながら配置に付くなど、開場時間までにそれぞれの仕事を進めてくれています。開場時間前でも、ぞくぞく観客がエントランスに集まってきます。すでに熱気を孕んでいます。

交流ブースには、高松市の方や広告代理店の方など数名の知り合いとも顔を合わせたりでご挨拶。ミャクミャクにもご挨拶。みんなこのイベントに関わっているんですね。

アリーナの内部では...
アリーナの内部では...

開場前のアリーナでもリハーサルなどそれぞれのお仕事が秒刻みで進んでいます。このシールド(コード)の量。ABEMAで生中継もされていたようです。ステージ側も大スクリーンで迫力満点ですね。今度機会があればネット動画クリエイターの学生にも手伝ってもらいたいなーとか妄想。

いよいよ観客が入場しショーがスタート
いよいよ観客が入場しショーがスタート

開場時間になるとぞくぞくと入場してきます。ここでも学生たちが大活躍。アリーナも徐々に人が増えて盛り上がってきます。のべ約9,800⼈もの観客で賑わいました。12時30分に始まったショーは、ランウェイショーあり、ライブパフォーマンスあり、高松市や観音寺氏・三豊市など自治体のステージあり、と18:00近くまで大いに盛り上がったようです。

参加してくれた学生たちの声

こんなに多くの観客を魅了したイベント、会場を隅々まで巡りながら、準備や段取り、当日の運営やセキュリティなど、ものすごい数のプロの仕事に支えられているんだということを心の底から実感、体験することができました。120名の穴吹学園からのインターン/ボランティア学生も、自分の仕事をこなしながらそのことを肌で感じたに違いありません。
実際、こんな振り返りの声が届いています。

参加した理由は、「TGC香川2025に興味・関心があった」「いい経験になると思った」「地元のイベントに貢献してみたかった」などが寄せられました。

今回の体験で得たことは?という質問には「イベントの見方が変わった」「はじめての人とのコミュニケーションやチームワークがいい経験になった」「プロの凄さを感じた」「相手の様子をみてどう対応するか学んだ」などという返事が返ってきました.

さらには「デザインの仕事を目指しているので,コミュニケーションや情報共有の実際の体験の場だった」「将来は接客の仕事に就きたいのでいい経験になった」「サービス業に内定をもらっているのでチームワークの経験や報連相の大切さが身に染みた」など、学生自身の将来と重ね合わせても大きな経験だったことが分かります。

すべての学生の姿を追いかけることはできませんでしたが、こんな偉大なステージ/ショーのイベントの裏方を支えたという経験は、参加してくれた学生それぞれにとっていい機会になったと思います。

参加してくれた学生のみなさん、ぜひ今後に活かしてくださいね!そして,全学生の皆さん、今度また地域や企業さまのお手伝いができる機会があればぜひチャレンジしてみてください。穴吹学園各校,そしてそれらを繋ぐ産学地域連携センターでは、これからも皆さんの成長の機会を提供していきます。

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