2025.02.04
IT
情報システム学科、AIテクノロジー学科、ネットワークセキュリティ学科の1年生合同で、「リアルネットワーク構築」の授業を実施しました。
今回の授業では、ネットワーク機器を一切使用せず、学生自身がネットワーク機器の役割を担いながら、ダイナミックルーティングプロトコルによるルーティングテーブルの作成の仕組みを学びました。
ルータ役:ルート情報を伝達し、ネットワークの経路を決定。
PC役:通信の発信者や受信者としてデータのやり取りを行う。
パケット役:実際にデータ(情報)となり、ルータ間を移動しながら経路の確認を実践。
ネットワークの可視化
「人」がネットワーク機器の役割を担うことで、通信経路がどのように決まるのか、目に見える形で理解することができました。
ルーティングテーブルの仕組み
学生たちは、パケット(情報)を目的地に届けるために経路情報を手動で管理し、ルーティングテーブルの重要性と仕組みを体感しました。
ダイナミックルーティングの理解
動的に経路情報が変化するプロトコルの特徴を、ルータ役の学生たちが情報を交換することで学びました。
「実際に動くことで、ネットワークの仕組みがすごくわかりやすかったです!」
「人がパケットになるのは面白かったけど、経路を間違えたときの影響も体感できました。」
「教科書だけではイメージしづらい部分が、実践で理解できたのが良かったです。」
この「リアルネットワーク構築」授業は、体を動かしながら学ぶことで、ネットワークの基礎を直感的に理解することができました。1年生にとって、ネットワークの仕組みを実感する貴重な学びの場となり、今後の学習への意欲がさらに高まる時間となりました。