穴吹カレッジの スクールカウンセラー をご紹介します!
穴吹カレッジではスクールカウンセラーがいます。
学生が抱えるさまざまな悩みごとについて、
解決のための助言や指導などを行い、
心のサポートも行える体制を整えています。
Q.スクールカウンセラーの役割を教えてください
学生の『心のメンテナンス』が一番の役割です。悩みやストレス、不安などを自分自身でうまく解消できなかったり、一人で抱え込んで心に負担をかけ続けていると、そのうち心の病にかかってしまう場合があります。悩みや不安を話して気持ちや考えを整理する、相談をして一人で抱え込んできた辛さを軽くする、そんな風に『心のメンテナンス』をする事で、大変な事になる前に解決できる事もたくさんあります。
Q.相談できる内容は?
なんでもいいです。ただ、相談内容として多いなと感じるものは『友人関係』、『家族関係』、『自分の性格』などですね。悩んでいる時というのは孤独感でいっぱいだったり、焦りや恐怖でしんどい思いをしている事が多いので、物事を冷静に見る事が難しく、負のスパイラルに陥りやすいのです。カウンセリングで自分の気持ちや考えに気付く事ができれば、不思議と解決の糸口が見つかったり、思っていたほど現実が自分にとって辛いものではないと思える事もあります。
Q.カウンセリングの際に大切にしていること、
気を付けていることは?
カウンセリングに対してネガティブな印象を持っている人や緊張や不安を抱えている人もいるので、明るく朗らかに笑顔を心がけリラックスしてもらうようにしています。来てもらったからには相手に寄り添って、しっかり話を聞くように努めています。
Q.病院受診など他機関の専門的対応が必要な場合や
専門医の紹介もされていますか?
はい、もちろん紹介しています。病院受診というと「大変な事になった」と構えてしまうかもしれませんが、メンタルヘルスの不調は『心の風邪』と言われる事が多いです。そのまま放置せず、きちんと専門医に診てもらってしっかり治療をする事でまた元気になれます。最近では『心の風邪』の原因には脳が関係していると言われているので、「決して学生さん自身の怠けや努力不足、心の弱さが原因ではない」という事はしっかり伝えておきたいですね。
Q.先生の経歴を教えてください
以前はラジオパーソナリティの仕事をしながらリスナーのお悩み相談を受けていたのですが、相談に関する専門的な仕事をしたいと考え、カウンセラーになりました。それからは児童相談所の虐待対応や、精神科病院でカウンセラーをした後、小中学校のスクールカウンセラーや不登校の生徒が通う適応指導教室、地元の大学の学生相談員を経験し、現在に至ります。
Q.お持ちの資格について教えてください
『臨床心理士』と『公認心理師』です。カウンセラーという仕事に就くためにはさまざまな種類の資格があるのですが、『臨床心理士』という資格は大学院で専門的な知識を習得しないと受験資格を得る事すらできないハードルの高い資格です。知識+経験をもとに、相談者の特徴に応じて、心の支援や問題の克服、悩みの軽減ができるようめざしています。対面だけでなく、メールやチャット、オンラインでも相談者に合わせた対応をしています。
Q.入学を考えている人へメッセージをお願いします
入学してからもいろいろなことで悩むことがありますが、それは自然なこと。いつでもお話を聞きますので、安心してくださいね。
スクールカウンセリングの大切さや、カウンセラーについて分かるマンガを、穴吹デザインカレッジの学生たちが手掛けました!
ぜひ、下の投稿からご覧ください。