「学び続ける力」こそ、
命を守る「強さ」になる


岡 直樹さん
2012年
小豆島中央高校(旧土庄高校)
消防士
「東日本大震災で活動する消防士の姿を見て、自分も人の役に立ちたいと思い、消防士を目指すようになりました。」と話しはじめてくれた岡さん。
岡さんが消防士を目指したのは、日本中が大きな悲しみに包まれた東日本大震災のときでした。テレビで見た過酷な現場で、誰かのために命を懸けて救助にあたる消防士たちの姿に「自分も、あんな風に誰かの役に立てる人間になりたい」と思ったそうです。
「現場は小豆島東消防署で勤務しています。主に消防隊で火災や救助活動をおこなったり、兼務で救急隊にもなります。また、事務は消防団員さんの装備の整備や福利厚生等の業務を行っています。」と教えてくれました。
岡さんの消防署では、火災現場での消火活動や、高度な技術を要する救助活動はもちろん、救急隊員として現場へ向かうこともあります。まさに、どんな災害にも対応する「オールラウンダー」としての動きが求められる環境です。でも、仕事は現場だけではありません。
「消防団員さんの装備の整備や福利厚生などの事務仕事も、大切な業務の一つです」と岡さん。
「地域の防災力を高めるためには、自分たち消防士だけでなく、地元の消防団との連携が欠かせません。現場で一刻も早い救助と被害の最小化を実現するための準備や、地域を支える人たちへのサポート。その一つひとつが、小豆島の安全に不可欠です。」と話してくれました。
「私たちは、普通なら人が避難するような場所に向かって活動します。自分の持っている知識や技術を活かして人命救助を行い、災害による被害を最小限に抑えられたとき、この仕事のやりがいを感じます」と話してくれました。
燃え盛る火災現場や、足場の悪い救助現場。誰もが足がすくむような過酷な状況こそが、消防士の現場となります。
岡さんは、NPO法人 GRIMP JAPANが主催するレスキューの国際大会に出場するなどして自身の技術向上のために努力を続けています。
なぜ、仕事の合間をぬって、練習を重ねて出場するんですか?と聞くと「救助は一瞬の判断が求められます。【もっと早く救える方法はないか】 【もっと確実に被害を抑える技術はないか】を瞬時に決断、指示をするためには積み重ねた知識と技術が必要だからです」と話してくれました。
「元々は県外の専門学校に進む予定でしたが、
穴吹のオープンキャンパスでの在校生と先生方の
関係性や雰囲気がとても良く感じました。ここなら、厳しい公務員試験も前向きに取り組めると思いました。
また、高松なら小豆島の実家から通えるので自主学習の時間を取りやすいと思い穴吹カレッジを選びました。」と話してくれました。
公務員試験は、自分との戦いです。だからこそ、孤独にならずに支え合える「人の温かさ」がある環境は、何よりの強みになります。
「卒業して現場に出てから、あらためて穴吹カレッジで学んでよかったと感じるのは、県内外の消防本部に散らばった同期の存在です。
消防の仕事は、時には困難な判断を迫られることもあります。そんな時、別の本部で頑張っている仲間に「自分のところではどう対応してる?」と相談したり、情報交換ができる環境はとても助かります。また、学生時代の同期は、その後の消防学校でも同期になります。訓練を一緒に乗り越えた仲間なので、今でも連絡を取り合い、プライベートでもとても仲がいいです。」
「入学前と後で一番変わったのは、隙間時間を無駄にしない習慣が身についたことです。学生時代、小豆島からの通学は往復で2時間かかりました。その時間をただ過ごすのではなく、この1時間でこれを覚える、と決めて集中して取り組みました。消防士の仕事は、現場に出てからも常に新しい知識や技術の習得が必要となります。学生時代に身につけた少しの時間でも勉強する、という習慣は、現在も変わっていないそうです。穴吹カレッジは、単に試験に受かるための場所だけではなく、【学び続ける】ことが身についた場所でもありました」
小豆地区消防本部 田宮 清貴さんより、岡さんの仕事に向き合う姿勢や将来についてお話しいただきました。
「岡くんは非常に向上心が高く、救急技術の向上のためにGlimp Japan主催の国際大会にも出場し、常に高いレベルを目指して努力を続けています。その熱心な姿は、一緒に働く後輩たちにとっても素晴らしい刺激となっており、良い影響を与えてくれています。
また、現在はロープレスキューに関しても、外部で習得した最新の知識や技術を惜しみなく署内に還元してくれるので、組織全体のレベルアップにも貢献してくれています。その知識と現場でのリーダーシップを活かし、数年後には隊長として現場を牽引してくれる存在になると確信し、期待しています。」
「僕の目標は、知識と技術を磨き続け、小豆島で暮らす皆さんが心から安心できる環境を守ることです。現場では一瞬の判断が命に直結します。だからこそ、日々の訓練や技術習得のために努力を続けます。そしてもう一つの目標は自分の子供にとって最高にかっこいい、自慢のお父さんであり続けることです。お父さんは街を守っているんだよと胸を張って言えるよう、ずっと誰かのために役立てる消防士でいることが目標です」
「消防士を目指す皆さんに伝えたいのは、努力次第で自分の可能性は広がっていくということです。
毎日少しずつでもいいので何かを学び、昨日の自分より
成長することを心がけてください。その積み重ねが夢を現実に変えてくれます。夢に向かって頑張ってください!!」
卒業生の今
本校での学びが採用に直結した
ライフスタイルコーディネーター
穴吹での学びを経てDX推進企業へ
デジタルサービス
営業本部
今の仕事に活きる専門学校での学び合い
営業
語学とビジネスの両方が学べることが決め手に
営業事務
社会人になって役立つ自信とスキル
オペレーションズ
ディレクター
今の自信につながった穴吹での学び
賃貸不動産スタッフ
卒業後 経営者の道へ
不動産会社経営
生まれ育った故郷に貢献していきたい
窓口対応・事務
不動産業界で需要の高い資格をふたつ取得できる
営業
二年間でもっと色々なことを知りたくなった
大学生
知識や経験がなくても興味があれば学びは得られる
営業
多様な文化に触れ語学力の向上を実感
大学生
夢を叶える方法はいくらでもあります
大学生
難しいことでも努力で確実に成長を実感
賃貸物件管理
地元の皆さんのお役に立てるのが嬉しい
社内ITに関するヘルプデスク/ICT機器運用管理
県民のみなさんの笑顔を守るため
白バイ隊員
市民の安心安全のため 地域貢献できるのが魅力
消防職員
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